料理のハードルを低くする料理研究家 yukari
~ Cooking Hardle More Lower ~

<農泊体験>里山体験と満点の星空と雲海と

こんにちは。本日もご訪問頂きありがとうございます。

今回の農泊体験とYouTube撮影は1日目から。熊本県球磨郡多良木町、ゆうがの杜さんちにお世話になりました。

奥様のゆうこさんはとてもお料理上手なお母さまで
イノシシ、鹿といったジビエ料理と、お野菜のそのままの素材を生かしたお料理の数々をごちそうになりました。
ジビエ料理というと、獣臭いイメージが私は抜けなかったんですが、
普通のお肉と何ら変わらないくらい全くといっていいほど違和感がなく、みんなで命をありがたく、美味しく頂きました。
特に鹿カツは最高に美味しかったです。奥様が丹精込めて作られた醤油麹と合わせて食べると格別です!
この様子はまたYouTubeで仲間が作っていきますので、また見てください。

今回の農泊では、家の裏の畑の前で薪を使い火を焚き、畑でとれた野菜を焼いて食べるといった楽しい体験もさせて頂きました。


昔、我が家の庭でも父がやってましたね。
ゆうがの杜では、畑の無農薬の里芋やサツマイモ、立派な椎茸を焼きました。


里山ののどかな風景の中で、薪の香りに包まれて火を囲み仲間とたわいない会話をしながら、
焼きあがったホクホクの里芋をゆうこさんの作った醤油麹で食べる贅沢な食べ方は何とも言えない感動があります。

夜には多良木町の温泉施設、えびすの湯へ。
満点の星空が輝いていました。まるでプラネタリウムのようにたくさんの星。
この星空をみた感動はずっと忘れないだろうと思いました。

鳥のさえずりで目を覚ました翌朝、お母さんの美味しい手料理の朝ご飯を食べた後、
お父さんが妙見の自然の杜展望台へ連れて行ってくれました。

このあたりは霧が濃い地域で、朝は雲海を観ることができます。


竹田城跡もいいけれど、ここは人が少ない。だからゆっくりと壮大な自然を味わうことができます。
美しい雲海とともに自然の恵みに感謝。

そこから湯前町の温泉施設、湯楽里へ。とてもいい湯でした。


球場が併設されてて、中学生かな?野球の試合が行われていました。
試合が終わったらみんなでお風呂に入って帰るんだろうな。
なんだかそんなことを考えたら、とても幸せな場所だと思いました。

そこから移動して、今の水利事業に関わる貴重な文化遺産、百太郎公園へ。


村の人々のために自ら犠牲となったという百太郎の悲しい伝説をお父様から聞きました。
こういった話も、地元の方が昔から聞き伝えで伝えてくださってるんですね。

ゆうがの杜の宮本さんのお父さま、お母さま。
今回も美味しい郷土料理と郷土にまつわるお話をたくさん教えて頂きありがとうございました。
優しいお父様、お母さまの笑顔と温かいおもてなしのおかげで多良木の町が好きになりました。

農泊を広める活動をされておられる、ひまわり亭のオーナー、本田節さんは言います。
「人をもてなす、迎える料理には「想い」がこもっている」のだと。

そこに住む人々の暮らしを知り、共に交流することで感動が生まれる。
観光ホテルに泊まることとはまた違う良さが農泊にはあります。

今回もまた多くの学びをありがとうございました。

今回も、盛りだくさんだったのでまだグリーンツーリズムの話は続きます。

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