料理のハードルを低くする料理研究家 yukari
~ Cooking Hardle More Lower ~

岐阜・白川町佐見の山里で農泊を楽しむ

こんにちは。本日もご訪問頂きありがとうございます。
先月の福山からほぼ毎週末は旅が続き、これを書いている現在も熊本県球磨郡錦町に滞在しています。

今回、新しくご縁を頂いたのは岐阜県白川町。
白川郷は有名ですが、白川町はあまり知られていないようで、私も白川郷のある場所だと始めは思っていました。

岐阜県はキャンプ場も多く、清流もあり、自然豊かな場所。
今回ご縁ができた佐見という地域は白川町にあり、最寄りの白川口駅からは車で約40分かかる場所。
週に2回程移動販売車、金融の車もそのくらいの頻度で来るそうです。

この小さな町から、地域の産品を使って新しい商品を作り町おこしに繋げるため、白羽の矢を当てて頂きました。
非常にありがたいご縁。そして本当にいい人達ばかりで優しさに包まれて、いいものができそうです。

宿泊するホテルは下呂温泉あたりにはありますが、私は農泊があればそこで滞在したいと思っています。
今回、限定でしか宿泊は受け付けないというところでしたが、ご厚意で泊めて頂きました。
時遊庵」という農泊施設です。

薪ストーブがあって温かい室内。そして囲炉裏もあります。

これから鶏舎をつくるとのことで鶏遊舎というネーミングを考えておられるとのことでした。


築150年の古民家をリフォームして農泊として使われておられます。
元教員、校長先生の高木さんはとてもお話好きな方で気さくな男性。この方がひとりで切り盛りされておられます。

料理は無農薬にこだわっていて、作る野菜やコメも無農薬。素朴で美味しいお料理が並びました。

ご当地の鮎は清流でご自身で釣られたもの。キレイな鮎でとても美味しかったです。

デザートまで作って下さっていました。このあたりは干し柿が有名。その干し柿をつかったプリン。
とても美味しかったです!
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朝起きて外を見ると、雪に足跡がたくさん・・・。鹿の足跡だそうです。

改めて私達人間は、動物達の聖域の中に住まわせて頂いているということなんですね。
朝ごはんは、ホットサンドを作って下さいました。
佐見はトマトも有名で、オーナーはトマトソースなども作ったりするそうです。

豆から挽くコーヒーと共に頂く朝食。凄く贅沢な時間。
これも農泊の魅力です。

また大好きな場所がひとつふえました。
佐見にも家族が増えた、そんな感じを想わせてくださる、農泊というのはそんな温かい場所です。

今、なくなりつつある日本の文化。
もっと大切にそして次の世代に渡せるように発信を続けていくのが、観光プランナーでもある私の使命でもあります。
これからも農泊の魅力をもっともっと伝えていきたいと思っています。
 

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