「ポカリより味噌汁⁉」 夏の球児を守る、最強の"和"ドリンクとは?

こんにちは。本日もご訪問頂きありがとうございます。

今日は成長期の骨に関するお話と、寮で提供している味噌汁について紹介致します。

<骨は成長期に長く太くなる>
骨は生涯を通じて作られ壊されカンカンカン・・・ということが私達の身体の中で起こっています。
そんな理由から、カルシウムを生涯的に継続して摂ることがとても大事です。

骨量が多くなってくるのは10代から20代にかけて。
その骨量をある程度キープできるのは40歳代まで、と言われています。
やがてそこから加齢とともに骨量は低下していきます。
そういったエビデンスから成長期の10代にカルシウムを日常的に摂ることは
非常に重要な意味合いを持ちます。
骨が作られることを「骨形成」といいますが、
骨形成に必要なものはカルシウム!だけではなく
たんぱく質、マグネシウム、リンといったミネラル、それに加えて
ビタミンCとDも一緒に摂ることが骨を強くするためには必要です。

運動で発汗すると損失も増えるカルシウム。寮では味噌汁で摂る機会を作っています。
 

<味噌汁は熱中症対策として最強の”和”ドリンク!!>

味噌汁は発汗で失われた塩分を補うことができる、まさに最強のパワーフード。
90歳近くになる高齢の母から「夏でも味噌汁飲みや!」と声をかけてもらってます。
古くから夏場の熱中症対策として味噌汁は有効だったと言われていたと母は言います。

みその主原料である大豆は、良質の植物性たんぱく質を多く含む食品です。
みそは発酵によって、大豆にはない、またはあっても少量のアミノ酸やビタミンなどが多量に生成され、
栄養的にさらに優れたものになっています。
酵素によって加水分解されたたんぱく質はアミノ酸になり、
その中には生命維持に不可欠な必須アミノ酸9種類がすべて含まれています。
その他ビタミン、ミネラル、食物繊維、炭水化物など多くの栄養素を含むみそ。
ひとつの食品でこれほどたくさんの栄養を含むものは、他にありません。
ハナマルキホームページ みそ蔵 みそに含まれるたくさんの栄養素より

<パフォーマンスアップ味噌汁を心がけてます!>

寮で提供する味噌汁。ベースの出汁は昆布と市販のだしの素、そして煮干し。
煮干しはフードプロセッサーで粉末に砕き、だしパックに入れています。
カルシウム、マグネシウムなどのミネラルを余すところなく「だし」として頂きます。


味噌汁の具は骨を強くするために必要不可欠なビタミンDを多く含む切干大根など乾物を入れ、
カルシウムの吸収を促すような組み合わせを工夫しています。
昆布を入れるのもエネルギーの代謝に必要なビタミンB1をはじめ免疫力をアップする栄養素が多く含まれるから。
また、昆布を入れることで味に深みが広がります。
味噌は豆味噌と米味噌、白や赤など、使う具によってその時に合うよう2種類以上の味噌を調合して使っています。
熱中症対策として、気温が高くなる夏場は失われがちな塩分を補充するため少しだけ濃いめで意識しています。

<🥣カルシウムたっぷり!熱中症対策にも!寮母のみそ汁>
具材:じゃがいも、切干大根、油揚げ
だし:いりこだし、昆布

🌟【この味噌汁で期待できる5つの効果】
健康効果    内容
🦴 骨の健康サポート          煮干しと昆布のカルシウム・マグネシウムで骨密度維持を応援。
🧠 脳と代謝の活性化          ヨウ素が甲状腺ホルモンに関与し、代謝・集中力をサポート。
💪 良質なたんぱく質補給    発酵性(味噌)+動物性(煮干し)+植物性(油揚げ)でバランス良く摂取。
🧻 整腸・便通改善             玉ねぎ・切干大根・じゃがいもによる水溶性+不溶性の食物繊維効果。
💓 血圧&むくみ予防          カリウム豊富な具材により、ナトリウム(塩分)排出を促進。

🌟ポイントまとめ
•    動物性(煮干し・乳製品)+植物性(豆腐・野菜)をバランスよく!
•    きのこなどのビタミンDやいりこだしのマグネシウムで吸収効率がアップ!
•    煮干し+昆布+切干大根+玉ねぎの組み合わせはミネラルバランスが非常に優秀!
•    カルシウムは「1品で一気に大量に!」ではなく、いろいろな食品を組み合わせて少しずつ摂るのが理想的です。

寮ではこのように熱中症対策と骨を強化するパワーアップの味噌汁を毎日の食事で提供しています。
みなさんも毎日の食卓のお味噌汁に乾物を少し加えてカルシウムも強化してみませんか?

 

 

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